悲嘆は微塵も見せず最後まで精力的だった森永卓郎さん 闘病中だった経済アナリストの森永卓郎さん(享年67)が1月28日に逝去した。2023年11月にすい臓がんのステージIVと診断(その後、原発不明がんと診断)された後も、精力的に活動した森永さん。死の間際でも悲嘆は微塵も見せず、堂々とモリタク流の死生観を貫いた。それは、生前整理においても同様だった。亡くなる直前に本誌・週刊ポストに寄せられた森永さんの言葉から振り返ってみよう。遺骨はゴミと一緒に処分
「好きなことしかしない」という姿勢は、がん発覚後の生活でも貫かれた。「私が決めたのは、好きな物を好きなだけ、何も気にせず食べること。